AutoForm-Thermo Plug-InはAutoForm-FormingSolverと連携して使用し、冷間、温間および熱間プレス成形シミュレーションで一般的な熱的効果を考慮します。変態による影響を考慮する必要がなければ、このプラグインを使って、部品および工程のフィージビリティを検討し、成形および生産工程パラメータを最適化し、最終検証解析を実行すると同時に、熱の挙動を考慮できます。温度を考慮することで、アルミ合金など、自動車で使用する多数の軽量金属の温間および熱間プレス成形の両方でシミュレーション結果の精度が向上します。さらに、トライボロジ・システムへの温度の影響に加え、実際のフォーム金型温度の影響、さらに成形結果への影響を解析できます。
AutoForm-Thermo Plug-Inを使って、AutoForm-FormingSolverは、加熱、移動および冷却を含む温間および熱間プレス成形工程の機械的および熱的有限要素解析の連成解析を行うことができるようになります。金型サーフェスの温度を一定または均一分布として定義することができます。これは、外部から取得した温度フィールド、または冷却チャンネルを使った金型温度コントロールの結果としての温度フィールドとしてマッピングできます。
AutoForm-Thermo Plug-InをAutoForm-Sigmaと併用して、デザイン変数およびノイズ変数が熱間プレス成形工程に与える影響を解析できます。さらに、TriboForm Solver Plug-Inと併用した場合、温度がトライボロジ・システムへの影響をシミュレーションできます。
AutoForm-PhaseChange Plug-Inを使うと、AutoForm-FormingSolverおよびAutoForm-Thermo Plug-Inをさらに拡張し、マンガンボロン鋼材の相変態のシミュレーションを実行できます。
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