プレスリリース

TriboForm R3.1 – プレス成形シミュレーションの新たな局面

TriboForm Engineeringは、最新ソフトウェア・バージョンのTriboForm 3.1を発表しました。このソフトウェア・バージョンでは重要機能がより一層強化され、トライボロジ効果をより現実的に検討することが可能となります。トライボロジの分野に精通したTriboFormの専門性によって、プレス成形シミュレーションに新たな局面がもたらされました。

プレス成形シミュレーションにおいて、一般的に使用されている摩擦の一定係数を、現実的で高精度な摩擦および潤滑のデータと置換すると、シミュレーション精度が向上することが、トライボロジの研究から明らかになりました。プレス成形シミュレーションに摩擦や潤滑のデータを取り込むことで、シミュレーション精度が大幅に向上することは、近年の業界の動向や需要からも明白です。TriboForm Engineeringは、継続的なソフトウェア製品開発に積極的に取り組み、重要機能の提供を行っています。TriboForm R3.1では、ユーザー独自の摩擦実験値およびシート・サーフェスや金型サーフェスの測定値を使用することができます。さらには、方向に依存した摩擦も考慮できます。シート・サーフェス上のスライド方向の選択は、摩擦挙動に直接影響があるため、この機能は重要です。TriboForm 3.1を使用することで、摩擦や潤滑条件のシミュレーション、表示および評価を効率的かつ正確に実行できます。

TriboForm Engineeringジェネラル・マネージャのJan Harmen Wiebengaは、こう述べています。「ソフトウェア・ソリューションを開発する上で、複雑なトライボロジの現象を、使い勝手の良いソフトウェア上で、どのように適切に表現するかが、大きな課題です。この課題を扱う上で、最新の強化機能が搭載されたTriboForm R3.1は、最も革新的なソフトウェアです。カスタマイズされた摩擦モデルや方向依存を考慮したトライボロジ効果をより現実的に検討でき、プレス成形シミュレーションに新たな局面をもたらします。」

「この新たなTriboForm R3.1ソフトウェア・ソリューションを提供できることを、喜ばしく思います。これは最新ソフトウェア・バージョンのAutoForm R8へ簡単に統合できます。AutoFormの製品ラインとTriboForm製品の相乗効果によって、お客様の利便性が高まると確信しています。」とオートフォーム・エンジニアリングのコーポレート・マーケティング・ディレクタのMarkus Thommaも述べています。

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