プレス成形およびホワイトボディ・アセンブリ業界向けソフトウェア・ソリューションの世界有数のサプライヤであるAutoForm Engineering GmbHは、チューブ部品の高度なソフトウェア・ソリューションを発表します。AutoForm TubeXpertに新機能が追加され、またチューブ曲げ工程の改善に活用できるAutoForm-TubeBendソフトウェア製品も新たに開発されました。
AutoForm TubeXpertの最新バージョンでは、チューブ曲げ、フォーミング、ハイドロフォーミング工程に対応する機能が強化されました。このバージョンのソルバーは全く新しく、新たな材料法則が追加されています。またチューブと金型の接触やメッシュ作成機能も強化されました。このAutoForm TubeXpertをご活用いただくことで、精度が新たなレベルに達します。
このソフトウェアはホットメタル・ガス成形などの熱間チューブ成形工程に対応し、その新たな技術は直接および間接の熱間チューブ成形工程の両方をサポートします。材料ライブラリには、アルミニウム、ステンレス鋼、マンガン・ボロン鋼、チタン合金などが登録されており、熱間チューブ成形工程においてもご利用いただけます。またTriboFormによる高度な摩擦モデルにも対応しています。
さらにAutoForm TubeXpertでは、伸縮継ぎ手、ベローズ、チューブ端部の成形において、工程設計に必要なすべての関連パラメータを迅速に設定できるため、柔軟に工程を設計できます。
AutoForm-TubeBendはチューブ曲げを扱う企業のニーズに合わせて特別に設計されています。CNCベンディング、プレス曲げ、チューブ端部成形などの標準工程に対応しているため、工程設計やシミュレーションを迅速に行うことができます。さらに実際の生産工程で発生しうるスプリングバックのシミュレーションも実行できます。自動スプリングバック補正機能を使い、必要に応じて金型形状、曲げライン、工程パラメータを調整できます。AutoForm-TubeBendで包括的なトライアウト解析をバーチャルに実行することで、トライアウト・ループの回数を効率的に削減でき、またチューブ曲げやフォーミング工程で直面する問題にも対応できるようになります。
オートフォーム・グループCMOのマーカス・トマは、 「チューブ部品については、その複雑性や高度な品質要件、さらには新たな材料の導入や工程の複雑化など、お客様の要求は高まるばかりです。より充実したAutoForm Tubeソフトウェア・ソリューションをご活用いただくことで、最良の環境でこのような要求にご対応いただけます。さらにはチューブ曲げ、フォーミング、ハイドロフォーミングの各工程を包括的にご理解いただく上でも非常に利便性の高いツールです。AutoForm Tubeは、チューブ部品の設計とシミュレーションを成功に導くソフトウェア・ソリューションです。新たなリリースは4月に予定されています」。
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