AutoForm Engineering GmbH(本社:スイス)は、最新のソフトウエア・バージョン、AutoFormplus R7を発表しました。このリリースはユーザーの利便性を拡充し、また工程シミュレーションを新たなレベルへと引き上げました。
AutoFormplus R7は、パワフルな新機能や機能強化を通じて、工程シミュレーションを新たなレベルに引き上げました。その結果、すべての成形工程、中でも順送金型や熱間プレス成形において、より柔軟で効率の高い工程設定および最終検証が実現しました。
AutoFormplus R7では、熱間プレス成形の工程モデルにて冷却水路が考慮できるようになり、より高度なモデル化が可能となりました。冷却水路は3Dカーブと対応する直径から、簡単にモデル化できます。冷却水路のレイアウトが異なると、金型サーフェスの温度分布も異なります。金型サーフェスのホットスポットは、冷却水路のレイアウトから、簡単に検出および制御することができます。
AutoFormplus R7のハイライトのひとつに挙げられるのが、順送金型の工程計画およびシミュレーションの改良です。AutoFormplus R7では、特に、工程の最終検証にて使用するCAD設計の金型形状のインポート、工程計画ステージにおける部品のインポート、そしてダイフェースの作成およびシミュレーションを含む全工程設計に必要な部品のインポートをサポートしています。これらの使用例は、 順送金型の工程計画を効率的に作成およびシミュレーションできる新機能によって、サポートされています。
またAutoFormplus R7では、Sigmaに関するすべての前処理・結果分析機能がAutoForm-ProcessExplorerplusへ統合され、すべてのAutoFormplus R7ユーザーの方がAutoForm-Sigmaplusの機能をご利用いただけるようになりました。これにより、分析的工程改善や工程ロバスト性検証といったSigmaアプリケーションから、高い利便性を享受できます。そして必要な品質条件を満たしながら、効率性の高い設計工程やロバストな部品製造を確実に行うことができます。
Corporate Marketing Director、Dr. Markus Thommaのコメントです。「我が社は、開発に全力を尽くした最新のソフトウェア・リリースを、ここに改めて発表いたします。世界各国において現在開催中のロールアウト・イベントへ、みなさまをご招待します。ユーザーのみなさまにソフトウェアをご使用いただく上で、新機能や強化機能についてより深くご理解いただけるよう、これらのイベントを企画しました。」
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