AutoForm Engineering GmbH(本社:スイス)は、プレス成形の工程設計における革新的なコンセプトを開発しました。この不具合コンセプトではセミオートマチックな結果評価が実現し、工程設計をより短時間で分析的に改善することが可能になりました。
プレス成形の設計に関する新しいコンセプトは、AutoFormplus R4に完全統合されました。そのためエンジニアは、プレス成形の品質に関連する最重要基準に集中的に取り組むことができ、また工程パラメータを簡単に調整できるため、より良い工程設計を実現することが可能です。プレス成形部品のシミュレーション結果はチェックされ、結果変数が必要な公差や限界値を満たさない場合は、不具合が抽出されます。この不具合とは、指定した複数の結果変数とそれに対応する公差や限界値を組み合わせたものを指します。
AutoFormplus R4によって、プレス成形に関する不具合と、その種類や位置の速やかな特定が可能になりました。注意の必要な領域は自動的に特定されるため、解釈を誤ることもありません。不具合タイプには、われ、しわ、流入、スプリングバック、表面、製品性能の6種類があります。特定された不具合はすべて保存され、改善対策後のシミュレーションに適用できます。 成形工程パラメータを設定し、新しいシミュレーションを実行すると、工程設計やプレス成形の品質が改善されたかが、各不具合によって示されます。特定された不具合状況は追従可能、そのうえ同期されたマルチデザイン・ビューでの比較も容易です。
AutoForm Engineeringのコーポレート・マーケティング部門担当役員の Dr. Markus Thommaのコメントです。 「AutoFormplus R4にて、プレス成形の工程設計に関する革新的なコンセプトを実現しました。これにより工程設計の詳細が短時間で簡単に評価でき、また解釈を誤ることもありません。この新しいコンセプト、セミオートマチックな結果評価によって、お客様のご要望にお応えし、また工程設計の分析的な改善に対する新しく効率的なアプローチをご提案します。」
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