AutoForm Engineering GmbH(本社:スイス)の日本法人、オートフォームジャパン株式会社(東京都港区、代表取締役:クリベリ マルコ A.)は、本日、AutoFormplusの最新バージョンAutoFormplus R5 (オートフォームプラスR5)を発表しました。新製品ラインの5度目のリリースとなる今回のリリースでは、新たに追加・改善された機能は100以上にも上ります。本リリースによってAutoFormのソフトウェア・スイートが大幅な進化を遂げ、「包括的デジタル工程計画」の重要な構成要素を一層強化。プレス成形のさらなる効率化を可能にします。AutoFormplus R5は2013年秋より販売開始予定です。
AutoFormplus R5では、プレス成形のプロセス・チェーンに沿って、ユーザーの目標達成を支援する機能が大きく向上しました。工程計画の機能を大幅に拡張し、順送金型のプレス成形に関する工程計画の作成をも支援します。加えて、ユーザーはストリップ・コンセプトの定義や表示、材料コストの見積もりを簡単に行うことができます。また、工程計画を3Dビューの形状上で直接編集できるようになり、工程定義の修正作業が飛躍的に容易になりました。AutoFormデータ・ファイルに直接アクセスすることにより工程計画の情報やデータを他の技術部署と共有できます。工程計画全体を各部署へ伝えることで設計工程の一貫性が高まり、より高度なフィージビリティ解析が可能となります。
AutoFormplus R5では金型モデリングに関しても優れた新機能を搭載しています。絞りや次工程目の定義に必要なダイフェースの作成機能を強化したことに加え、プリフォーミングの形状を簡単に定義できる形状タイプを追加。フランジ展開のオプションも強化され、絞り型のモデリング中に次工程のトリムやフランジを簡単に検討できるようにしました。AutoFormplus R5を使えば、設計コンセプトをより簡単に立案することができます。さらには、ソルバーの改善により、シミュレーションの精度と速度の向上を同時に実現しました。
AutoForm Engineeringのコーポレート・マーケティング部門担当役員の マーカス・トマ(Markus Thomma、工学博士)は次のようにコメントしています。「最新バージョンとなる AutoFormplus R5は、プレス成形をさらに効率化するために設計されました。お客様のニーズにお応えした使い勝手のよいソフトウェアであり、デジタル工程計画やプレス成形部品の検証に役立つさまざまな機能を提供します」
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