オリビエ・レトートル(Olivier Leteurtre) は、オートフォーム・グループのCEOです。インシアード経済大学院を卒業、機械工学士およびMBAを修得しています。 欧州、アジア、米国のソフトウェア分野における指導的立場から、15年以上にわたる豊富な国際経験を有します。前職のDassault Systèmes EUROWEST(フランス、イベリア、北米、中東)では、10年間、取締役社長として活躍しました。さらにその以前はTecnomatix/Siemens PLMにて、取締役副社長の職責を担い、 自動車および航空宇宙、その他製造業の分野に関する高い専門性および深い知見を培ってきました。オートフォーム社の新たなCEOとして、オートフォーム・グループの持続的な事業成長を目標にかかげ、さらなる活躍が期待されます。
クリスチャン・ブルグヘァ(Christian Burgherr) は、2019年よりオートフォーム社CFOを務めています。経営経済学の修士号を取得し、スイス公認会計士の資格も有するブルグヘァは、オートフォーム・グループの財政管理を統括しています。またIT部門および総務部門の統括も担当しています。前職のアーンスト・アンド・ヤング社では、企業の合併買収、企業財務および財務報告に関する顧客コンサルティングを担当していました。
マーカス・トマ(Dr. Markus Thomma) は、2003年よりオートフォームグループ社CMOを務めています。機械工学博士号およびMBAを修得しています。スイス連邦工科大学(ETH)チューリッヒ校における研究活動の終了後、自動車業界のプレス成形や成形技術の大手サプライヤであるスイス企業アドバルテックにてプロジェクト・マネージャを務めました。米国にて系列会社を設立後、研究開発部長となり、最終的には金型および特殊機械事業部を統括する技術部門担当責任者として従事しました。 トマは、2003年にオートフォーム社の一員となり、グローバル、戦略的、かつ実効的なマーケティング、製品管理、知的所有権およびソフトウェア・コンプライアンス管理を統括しています。
フランソワ・ミシェル(François Michel)は、オートフォーム・グループのCROを務めています。フランスのベルフォール・モンベリヤール工科大学(UTBM)にて、機械工学修士号を修得しています。ドイツのエンジニアリング・サービス・プロバイダ、バートランド社に就職し、顧客重視の姿勢を確立しました。そしてベアリング業界を主導するスウェーデン企業のSKFに転職後、パワートレインおよびステアリング部門の事業開発チームを統括し、異文化間にまたがる事業推進力を培いました。2008年にCAEシミュレーション業界へ転向し、トランスミッションやドライブラインの解析分野のグローバル・マーケットを牽引するローマックス・テクノロジー社にて、新規開拓営業に大きく貢献しました。2020年にオートフォーム・グループの一員となり、グローバル・セールス部門の改革と発展を主導しています。
マティアス・ピーチ(Matthias Pietsch)は、オートフォーム・グループの研究開発部門担当役員を務めています。ベルリン工科専門大学(TFH Berlin)にてソフトウェア・エンジニアリングの修士号を修得しています。インプロのバーチャル・プロトタイプ部門長として活躍後、 2003年にオートフォーム社へ入社しました。プレス成形およびBiWアセンブリ分野のCAD/CAEアプリケーションに精通しているピーチは、まずこの分野に特化した国際的な開発チームを立ち上げました。長年に渡り、オートフォーム社の開発部長や製品統括などの役職を歴任し、またCAD埋込み型製品の事業開発やシステム・アーキテクチャ全般の責任者としての実績も高く評価されています。2020年に研究開発部門担当役員に就任し、新規および高度なCAD/CAEアプリケーションのアジャイル・トランスフォーメーションおよび開発を推進しています。
バート・カーレア(Dr. Bart Carleer) は、2008年よりオートフォーム社コーポレート・テクニカル部門担当役員を務めています。機械工学博士号を修得し、学位論文のテーマの一環でもある深絞りのプレス成形シミュレーションの応用に精通しています。2003年よりオートフォーム社にて活躍しています。それ以前は、鋼材および アルミのメーカー、コーラスにて5年以上従事し、最終的にはコーラス社の技術研究所にて、薄板および液圧部門担当責任者の職責を全うしました。オートフォーム社では、AutoForm製品の技術監督およびトレーニング、サポート、技術製品の管理責任者として活躍しています。
ダニエラ・デ・キャピターニ(Daniela de Capitani) は、2010年よりオートフォーム社人事法務部門担当役員を務めています。弁護士であり、またザンクト・ガレン大学のエグゼクティブMBAも修得しています。チューリッヒの複数の裁判所にて数年従事、その後、チューリッヒおよびニューヨークのUBS AG法務部にて勤務しました。2001年にIT部門へ転職し、まずサン・マイクロシステムズ(スイス)にて法律顧問および理事として従事、そしてルシュリコンのIBM基礎研究所にて従事しました。2006年よりキャピターニは、AutoFormグループの法律顧問として法務責任者となり、2010年より人事部門責任者としても活躍しています。
ヴァルデマー・クブリ(Dr. Waldemar Kubli) は、オートフォーム・グループの創設者であり、諮問委員会メンバー。機械工学博士号および経営学修士号を修得しています。1990年代前半に、スイス連邦工科大学(ETH)チューリッヒ校の金属成形学会において、アウディ、アルスイス(現ノベリス)およびヘッシュ(現ティッセンクルップ・スティールと合併)と産学協同にて、プレス成形シミュレーションの新しいソルバー開発プロジェクトを指揮しました。ETHチューリッヒ校におけるコードの理論的原理に関する博士論文が、AutoForm初代ソフトウェアのベースとなりました。クブリは1995年にオートフォーム・グループを創設し、CEOとして会社の発展に寄与してきました。 AutoFormの大きな成功により、クブリは2002年にアントレプレナー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。